昨年、ある企業からの依頼で単発で実施した保健指導。
予定では、半年後に再訪問の予定が依頼元企業の都合で、継続しないことになった。
とても残念に思ったけれど、決定したことなら仕方ない・・・と思っていたら!
やはり継続して欲しい、また来て欲しいという事業主さんの強い希望で
色々とツテをたどり、昨日、改めて契約したいというメールが届いた。
こんなにも待っていて下さったことに感謝しつつ、
丁寧に地道に続ける現場での保健指導が認められたことが
保健師としては、やっぱり嬉しい。
従業員が50名未満の小さな会社では、産業医も保健師も設置の義務はないけれど、
だからこそ、健康診断の結果で治療が必要なものがあっても、
ストレス抱えてしんどくても、対応できる人が確保できなくて、知らないうちに重症化してしまう。
小規模事業主ゆえに、治療に期間がかかりすぎると、
他の人への負担も増えるため、職場を去ることも多い。
小規模事業所だからこそ、従業員が健康で元気に働けることは、
とても大切なことで貴重な人的資源。
コロナ禍が未だ収束の兆しが見えず、陽性者や濃厚接触者が自宅療養、自宅待機になり、
現場が回せないという事業所も数多く見受けられる今、
従業員が元気に働けることに時間もお金も投資するという健康経営がやっぱり大事だと!
私たち保健師は元気にイキイキと働くことを支援するために、
健康診断の結果から治療が必要な方への受診勧奨、
日常生活のうえでちょっと気をつければ、病気にならずに済む
日々のメンテナンスのアドバイス、ストレスへの対処法といった
個人の健康に関することから、家族の困りごと、子育てや介護に関することなど、
健康に関すること全般を担う専門家。
まだまだ中小企業、小規模事業所には、手が届きにくい現状はあるけれど、
健康経営という考え方の広まりと共に少しずつ、少しずつ、
認知され、必要とされるようになってきた。
今年も健康経営優良法人の取得をめざす企業は多いと思われるが、
単に認定を取ることだけでなく、本当に従業員が元気でイキイキと働き、
仕事を通じて、会社に、社会に貢献できることを目指してほしいと心から切望する。
国に認められることよりも、従業員ひとりひとりが、
「うちの会社、従業員ひとりひとりをとても大事にするええ会社やで!」と、
胸を張って言ってもらえるそんな会社であり続けられることを
私たちは全力で応援したいな。
